透視図法に関するおすすめ本 4選

透視図法おすすめ本

美術書が解説する透視図法では不十分だった

絵画関係の遠近法の解説書では、透視図法を十分に理解し難いものが多いと思っています。
これはあくまでも僕自身の経験から語っていることなので、「いやいや、そんなことはないよ」と仰る方もいると思います。

書店の絵画コーナーに並ぶ遠近法の解説書では、ほとんどが次のような説明がされています。

消失点が一つなら一点透視図法、二つあれば二点透視図法、三つあれば三点透視図法という具合です。
透視図で大切なのは、「視点」と「画面」の関係ですが、美術の技法書でこの部分の説明がきちんとされているのを、ほとんど見たことがありません。

消失点の数を押さえているだけでは、実践的なスケッチでどうやって描いたらいいのかわからない、ということに陥ってしまいます。

実際、僕もその一人でした。

この記事では、そんな僕が透視図法を身につけるにあたって手にした、わかりやすくて実践的な本を紹介します。

透視図法に関するおすすめ本

椎名 見早子 著/パース塾

画力がメキメキUPする! いちばん簡単な遠近法講座 ~

パース塾

透視図法で行き詰った時に、早い段階で手にした本がこれです。

正直に言って「漫画?」とは思いましたけど、内容はしっかりしています。
この一冊に書かれていることが理解できれば、風景画だけでなく静物画や人物画を描く際にも、物の見方が変わります。

パースの入門書として非常に分かりやすく、誰もがつまづきやすいパースもこの一冊が解決してくれます。

パース初心者で、どの本がいいか迷っているなら、この本は絶対にお勧めです。

村山隆二/だれでもできる[超簡単]建築パース

本

透視図の理論やグリッドを使った描きかた、D点法(距離点法)などが丁寧に説明されています。
人によっては難解に感じるかもしれないので、一歩踏み込んだ勉強をしたい方におすすめします。

大脇 賢次 著/よくわかるパースの基本と実践テクニック

本

透視図法を基本からしっかり勉強したい方にお勧めの一冊です。

透視図法の基本は足線法ですが、この作図プロセスが段階的に多く示され、初心者でも理解しやすい内容となっています。

僕はこの本から透視図法のすべてを学んだと言えるくらいです。

ここに書かれていることが直接スケッチなどに役に立つのかと聞かれれば、答えに困ってしまいますが、透視図の理論を理解するためにはおすすめできる本だと言えます。
写実的な絵を描こうとするならば、透視図法的な見方を知っておく必要があるので、この本は大変良い教科書になるでしょう。

透視図法の基本的な考え方から、実践テクニックまで網羅された名著と言えます。

森永 智年 著 / 建築透視図法ワークブック

建築透視図法ワークブック

この一冊で透視図法の学びたいことが全て学べる、と言っても過言ではないかもしれません。

透視図の歴史や基本はもちろん、 足線法、D点法(距離点法)M点法(測点法)影のパース鏡に映るパース、アナモルフォーズ、写真から透視図を再構成する方法まで、幅広く網羅されています。

練習課題も掲載されているので、一人で勉強することもできます。

最後に

絵画全般についての本もまとめてありますので、興味のある方はご覧ください。

≫ 絵の勉強におすすめの本 6選‥描き方・構図・遠近法・人体・色彩


遠近法、色彩、人体、構図などの講座ブログは、「絵画講座 / インデックス」として、まとめてありますので、ご活用いただければ幸いです。

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