絵画教室といっても、さまざまなスタイルがあります。
大手、個人、地域、趣味、受験など、その規模やレッスン内容も実にいろいろあります。
ネットで検索すれば簡単に探すことはできますが、どの教室を選んでいいのか迷いませんか。
せっかく入会しても、思っていたことと違ったというのはよく聞く話です。
この記事では、自分に合った絵画教室の選び方を紹介します。
失敗しない絵画教室の選び方…理由・目的を明確に
当教室には「まわりまわって6軒目」でようやく納得できる教室に出会うことができた、と仰る生徒さんがいます。
この生徒さんの場合、自分がどんなことを習いたいのかはっきりしていました。
だから、妥協せずに探し続けることが出来たのです。
「なぜ行くのか」、「何を学ぶのか」という理由や目的は、絵画教室を選ぶ際にとても重要です。
絵を描くのが好きだから
友人が絵を描いているから
趣味を増やしたいから
孫の絵を描きたいから
絵が上手くなりたいから
油絵や水彩画を描きたいから
旅先でスケッチしたいから
受験で必要だから
公募展に出品したいから
画家になりたいから
絵の好きな友人を作りたいから
仕事に活かすため
子どもの情操教育のため
・・・・・・
挙げればきりがありませんが、まずは理由や目的を、明確にしておくことが大切です。
■ 趣味や友人を作りたいのであれば、自宅から通いやすい教室を選べばいいでしょう。
■ 絵を描くのが好きだとか、上達したいのなら、講師の作品を見て判断する手もあります。
失敗しない絵画教室の選び方…規模や種類で選ぶ
新聞社や大手企業が主催している「カルチャースクール」
生徒数が多く施設も整っています。
※ 最近では生徒数の少ないところも増えており、一概には言えませんが…。
しかし、生徒数が多いということは、個人指導やアドバイスが受けにくいということでもあります。
また、趣味の方向性が強く、踏み込んだ指導を期待できないことが多いようです。
友人を作りたいという方には向いているかもしれません。
月謝や退会などの事務的なことは、講師と直接話す必要がないので、その点は気楽とも言えます。
個人経営の絵画教室
講師と生徒の絆が深く、質問もしやすいです。
プロの画家が経営している教室もあり、レベルの高いレッスンを受けられることも多いでしょう。
月謝や退会については、講師と直接話す必要があります。
地域の公民館などでの絵画教室
とにかく安いということがメリットでしょうか。
月謝が安くて自宅から近ければ、気軽に始めやすく続けやすいです。
ただし、教室によっては講師がいない場合があります。
上達を希望する方は、レッスン内容をしっかり確認するべきです。
失敗しない絵画教室の選び方…体験してみる
無料の体験講座を実施している教室はたくさんありますから、積極的に参加してみてください。
その中でチェックするのは次の2点です。
場の雰囲気
「類は友を呼ぶ」という通り、教室には似たような人が集まっています。
一度レッスンを受けてみれば、その雰囲気はだいたい分かります。
■ お喋りが多くてにぎやかな教室、黙々と制作に集中している教室の2つに分かれます。
指導の仕方
講師には褒めて伸ばそうとするタイプと、積極的にアドバイスをするタイプがいます。
注意は一切しないというか、ほとんど教えない方もいます。
体のいい誉め言葉だけで終わってしまうタイプの指導です。
これを指導といっていいのか疑問を感じますが…。
自分に合う指導法がありますから、体験中に判断してみてください。
最後に
自分に合う教室を見つけることは簡単ではありません。
しかし、最初に挙げた通り、教室に通う理由や目的をしっかり持っていれば、正しい選択ができるはずです。
遠近法、色彩、人体、構図などの講座ブログは、「絵画講座 / インデックス」として、まとめてありますので、ご活用いただければ幸いです。
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