トリミングについて 「写真をキャンバスの縦横比に合わせる方法」

写真を使って絵を描く人は少なくないでしょう。

風景を描く方は頻繁に現場には通えないということがありますが、静物や人物でも使う人はいます。

上手くなりたいなら実物を見て描くことが大切ですが、楽しむことを目的にするなら写真を使うことも大いにけっこうです。

思い出の場所や、旅先で撮影してきた風景を絵にして、お部屋に飾って楽しめれば素敵ですしね。

そんな風に絵を描く方から、次のような質問を受けることがあります。

キャンバスと写真の比率をどうやって合わせたらいいですか

写真とキャンバスは相似形になっていないことがほとんどですから、それをどう処理したらいいかということです。

電卓をはじいて縦横比を計算してもいいですけど、やっぱりそれは面倒です。

キャンバスの縦横比に写真を合わせる方法

できるだけ手間は省きたいですよね。

そこで「糸」を使います。

トリミングの方法
(図1)

図1のように、写真とキャンバスの角を合わせて置きます。

キャンバスの対角線ACに糸(赤線)を張り、写真とぶつかったところ(F)から垂直に切り取ると、写真AEFGとキャンバスABCDは相似形になっています。

写真の縦横比にキャンバスを合わせる方法

トリミングの方法
(図2)

図2のように写真の対角線に糸を張ります。

キャンバスとぶつかったところ(C)から水平に線を引くと、写真AEFGとキャンバスのABCDは相似形になっています。

キャンバスのBCから上の情報が写真にはないので、資料を用意するか想像で描き足す必要があります。
あるいは、キャンバスを特注するか、自作するしかありません。

ですから、求める形に最も近い形のキャンバスを選べばいいでしょう。

トリミングしたい部分と同じ比率のキャンバスの見つけ方

基本的な考え方は、先述したことと同じです。

トリミングの方法
(図3)

写真の切り取りたい部分AEFGを決めて、図3のようにキャンバスに重ねます。
※ 実際に切り取ってしまえば、「写真の縦横比にキャンバスを合わせる方法」と同じです。

AFに糸を張り、キャンバスとの交点Cを定めれば、四角形ABCDが求めるキャンバスの形になります。

この場合も同様に、求める形に最も近い形のキャンバスを選べばいいでしょう。

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最後に

対角線を使う方法は簡単なので、覚えておくと便利です。


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